ッ令和3年6月1日 一般質問 概略

過疎指定をいかに有効に活用していくかとの観点から4点質問する。

1、コミュニティバスの充実について、過疎対策の対象事業として台数増や、将来の計画についてどうか。
基本路線が30停留所、所要時間40分を複数台の対向運行に対して、
  淡輪方面はみさき公園ルートと淡輪駅ルートを合わせ39停留所を
所要時間1時間15分ないし待機時間によって1時間50分を1台で一方向運転であり所要時間が長い、。
  
  
○ 運行に必要な人員並びに運行経費等を考えると、運行ルートの増設等は非常に厳しい
、  過疎地域持続的発展計画策定では住民の日常的な移動のための交通手段の確保を図り、交通の機能を確保し、向上させることが明記されており。維持継続しながら利便性の向上に努めてまいりたい。

○谷﨑整史
  ぜひ、利便性の向上ということで過疎対策を盛り込んで増便等できるよう取り計らっていただきたい。
  

2、地域Wi-Fiの整備について、防災、観光、地域情報提供等、また教育の強化等の利用として総合的に再検討していくべき整備を求めましたが、どういう状況か。
○西総務部長 、
役場庁舎におけるWi-Fi環境の整備を行い。
 災害発生時等切替えにより一般利用もできる。
○増田危機管理監 
防災拠点などでのWi-Fi整備等として、避難所となる学校、保育所、集会所などがWi-Fiを、災害時には避難者の方が使えるように所管部署と協議・調整。
○吉田都市整備部理事
 観光部門では、みさき公園駅前観光案内所、道の駅、みさきやさんぽるた同様、利便性の向上を目的にOsaka Free Wi-Fiを活用したWi-Fiスポットを設置する。
○澤教育次長 
  小中学校には、GIGAスクール対応のネットワーク整備工事は完了。
  各小学校の体育館は、避難所としてWi-Fiの切り替えにより無料開放できる。
  淡輪幼稚園は、リモート会議や交流事業用として利用するためのWi-Fi整備を完了。
  社会教育施設関係は、淡輪公民館のWi-Fi整備工事を実施したほか、青少年センター、文化センターにモバイルルーターの設置完了。
  現在は、有害サイトのアクセスを防ぐためのフィルタリング等の整備を進めている。
○谷﨑整史議員 今後、過疎地域指定等を受けてどのようなことができるかも含めて伺いたい。
○西総務部長 
 過疎地域の持続的発展のための対策の目標の中に、通信施設等の整備及び情報通信技術を活用等を図ることにより過疎地域における情報化に努めることが位置づけられている。
  また、5月19日にはデジタル社会形成基本法が公布され、高度情報通信ネットワークなどを通じたデジタル社会の実現に向け、地方公共団体にもその責務が課せられた。
  国の動向も踏まえ検討してまいりたい。

 

 3、 0歳から2歳の第1子については課税世帯では有料とされるが、無償化について世帯基準ではなく幼児本位で実施されるべきである、、若年層の定住化誘致策としても対応はどうか。
  
○松下しあわせ創造部理事 
 0歳から2歳の第一子課税世帯における本町の保育料は現在も国基準と比べて、既に町独自で低く減額している。無償化は、財政面や無償化による課題や影響についても整理する必要がある。
  近隣市町村では、田尻町を除き0歳から2歳児第1子課税世帯の保育料無償化の動きはなく、今後の国の動向にも注視しながら慎重に検討したい。

○ 谷崎
  課税世帯の0歳から2歳の第1子の無償化は、先年の回答では当時、約その対象人数が年額で1,000万円ほどだが、無償化による園児増に対応する、保育士の人員にも限りあると聞く。
  ただ、今後の人口誘致策、あるいは定住策にとり、働く若年層を確保するという意味では保育のキャパシティに合わせてお断りすることがあっても0歳2歳の無償化は十分検討されていくべきであり、また過疎対策として十分位置づけられる問題ではないか。
ぜひとも全員無償で受け入れるキャパシティを設けていただきたいと要望して質問を終わります。

4、 下水道エリア計画と合併浄化槽普及エリアとの兼ね合いはかり、過疎地域指定において、今後の取組はどのように考えておられるのか。
  市街化区域の端部や市街化調整区域での個別の合併処理槽ないし集合浄化槽設置の現状について、水質浄化の観点からも、過疎地域指定による合併処理浄化槽の補助金の上乗せの支援について、検討はどのようになるか。

○奥都市整備部長 
  過過疎地域の持続的発展のため各種補助対象事業の拡大、補助率の引上げ及び過疎債の活用などの特例措置が適用される。
 、今後策定する岬町過疎地域持続的発展計画に盛り込むことが可能な事業となり得るか、企画担当などと連携しながら検討、調整してまいりたい。

○谷﨑整史議員 
  以上、4点全て過疎地域に関する効果を含めて伺った。
    過疎地域の指定を利用して一つの大きなチャンスだ、過疎地域の指定を利用して、合併浄化槽や若者誘致、あるいは地域Wi-Fi、交通手段の確保等、あらゆる問題について町長はどのように検討されていくのか。
○田代町長 。
 過疎債を活用するにはそれなりの計画をしっかりと立てて、大阪府と共同で国のほうへ提出する。
  過疎地域の指定の中で様々な事業が盛り込まれており十分精査しながら、担当、原課が必要とする事業等についても十分協議を行い、0歳から2歳までの無償化の問題等も含め、またコミュニティバス等の問題も含め、過疎債がうまく活用できるかこの制度を活用してまいりたい。
○谷﨑整史議員 。
  現在、企画のほうで精査しまとめておられ、漏れなくいろんなものを過疎に絡めて過疎対策事業として地域に還元していただきたい。